Windows 11のノートパソコンにスマホ画面をワイヤレスでミラーリングする方法:ステップバイステップガイド
Wi-Fi経由でスマホ画面をWindows 11搭載ノートパソコンに映し出そう
スマホの画面をWindows 11搭載のノートパソコンに映したいですか?これならファイルの送受信の手間を省けますよ。ポイントは、両方のデバイスが同じWi-Fiネットワークに接続されていること、画面共有機能がオンになっていること、そしてWindows 11の内蔵機能を使うことです。うまくいけば、プレゼンや動画の共同視聴、ちっちゃな画面を大きくして楽しむなんてこともスムーズにできます。
両方の端末を同じWi-Fiに接続させる
まず押さえておきたいのが、スマホとパソコンが同じWi-Fiネットワークに接続されていることです。簡単と思いますが、たまに片方がゲストWi-Fiだったり、何かおかしなネットワークに繋がっていることもあります。安定した接続は遅延を減らし、より快適に使えます。もし別々のネットワークになっていると、せっかくのキャスティングも失敗しやすくなるので注意しましょう。
スマホで画面ミラーリングをオンにする
次にスマホ側で画面共有を有効化します。Androidの場合は、一般的に 設定 > 接続済みの機器 > 接続設定 > キャスト へ進みます。端末によっては、「スマートビュ―」や「ワイヤレスディスプレイ」など別の名前になっていることもあります。クイック設定からも操作可能。画面上にキャストアイコンがあれば、それをタップして、近くにある対応端末を探します。見つかるといいですね!
- Androidの場合:設定 > 接続済みの機器 > 接続設定 > キャストを確認しましょう。
- または、クイック設定にある
キャスト アイコンをオンにしてください。
Windows 11のノートパソコンで「接続」アプリを起動
次に、Windows 11のパソコン上で 接続 アプリを開きます。方法は簡単。キーボードのWindows + Sを押して、「接続」と入力すればサジェストが出てきます。最初からインストールされていることが多いですが、見つからないときはアップデートを確認してください。設定の > アプリ > オプショナル機能 に隠れていることもあります。アプリを開くと、「デバイスを待機しています」と表示され、まるで遊び相手を待っているワンちゃんのような状態です。
スマホからパソコンの「デバイス」を選択
次にスマホに戻ると、そこにあなたのパソコンが表示されているはずです。タップしましょう。場合によっては、PINの入力や接続の承認を求められることもあります。「許可」や「承認」をタップしてセキュリティを確保しましょう。これでうまくいけば、スマホの画面がパソコンに映し出され、準備完了です!
パソコン側で接続を許可
スマホが接続を確立すると、パソコンに許可を求めるポップアップが表示されることがあります。許可や承認をクリックしてください。セキュリティ設定次第では、PINの入力を求められる場合も。すべて正しく進めば、スマホの画面がパソコンにスムーズに映しだされ、動画やブラウジングも大きな画面で楽しめます。
快適に使うためのちょっとしたコツ
どちらかのデバイスのバッテリー残量が少ないと、キャストの途中で切れることも。できるだけWi-Fiルーターの近くに置くのがベストです。また、スマホやPCのOSは常に最新にしておきましょう。アップデートにはパフォーマンス向上も期待できます。遅延が気になる場合は、スマホ側の解像度や表示設定を下げると快適になることも。通知が煩わしいなら、「おやすみモード」や「邪魔しない設定」をオンにしておくと、ストレスなく使えます。
よくある質問
iPhoneからWindows 11のノートパソコンにミラーリングできますか?
もちろん!サードパーティ製のアプリ、例えば AirServer や ApowerMirror を使えば可能です。通常iPhoneはAirPlayを使ってミラーリングしますが、これらのアプリがAirPlayをサポートしているので、簡単に映せます。必要に応じて受信アプリを事前にインストールしましょう。ちなみに、AirServer はこちらから入手できます。
デバイスリストにパソコンが表示されませんが?
まずは、両方の端末が本当に同じネットワークに接続されているか確認しましょう。それから、接続アプリがきちんと動作しているかもチェックしてください。再起動も効果的です。パソコンがMiracastをサポートしているかどうかも重要です。確認方法は、コマンドプロンプトを開いて次のコマンドを実行:
netsh wlan show driver
- 「Wireless Display Supported: Yes」と表示されていればOKです。
「No」と出た場合は、対応していない可能性があります。
Wi-Fiがなくてもミラーリングはできるの?
基本的にWi-Fiが必要です。ワイヤレスキャスティングはWi-Fiを使ってデバイス間通信を行います。ただし、一部の端末は Wi-Fi Direct に対応していて、ネットワークを経由せずに直接接続する機能もあります。ですが、完全にオフライン状態では、Miracast対応のハードウェアが必要になるケースも。ハードルは少し高めです。
接続が途切れた場合はどうしたらいいですか?
まずは、両方の端末を再起動しましょう。できるだけルーターの近くに置くのもポイントです。OSやアプリも最新の状態に保つことで、不具合のリスクを減らせます。もし再接続が難しい場合は、スマホの解像度を少し下げてみるのも一つの方法です。安定しない場合は、「おやすみモード」や通知をオフにして、シンプルに使うことも効果的です。
AndroidからWindows 11にキャストするには追加のソフトが必要?
基本的には必要ありません。AndroidとWindowsが両方ともMiracastに対応していれば、内蔵機能で問題なくキャストできます。Windowsの設定画面(設定 > システム > ディスプレイ > 複数のディスプレイ)に、「PCに映像を投影する」オプションがあればOKです。より多彩な機能やトラブル対策には、AirServerなどのサードパーティアプリを検討しても良いでしょう。
スマホをWindows 11にミラーリングする方法をざっくりおさらい
- 両方の端末を同じWi-Fiネットワークに接続する
- スマホでキャスト機能をオンにする
- Windowsノートパソコンの接続アプリを開く
- スマホからパソコンを選ぶ
- パソコン側で接続許可を出す
スマホの画面をWindows 11のパソコンに映すことは、情報共有やエンタメを楽しむのにとても便利です。ステップを守りつつ、デバイスは最新に、Wi-Fiも強いものを使いましょう。必要に応じてサードパーティアプリを導入すれば、さらに操作の幅が広がります。これくらいの知識があれば、面倒なトラブルも未然に防げるかもしれません!